ラ・ホルナダ リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 12月 25, 2012 『うさぎ!』でおなじみの、革新的記事でいっぱいだというメキシコの新聞「ラ・ホルナダ」。 著者の奥様、エリザベス・コールさんが長く寄稿しているそうです。 そうだったのか! いろいろと話がつながって、探偵小説のようだ・・・。 奥様のお話は、こちら。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
目次/ただいまの状況 7月 21, 2021 小沢健二さん の連載寓話『うさぎ!』の感想を綴るブログです。目次(続きを読む)からお好きな記事をお選びください。 「黒人記者が語る『抗議デモ』と『人種主義』」を読んで 『So Kakkoii 宇宙』 感想文 2018年5月: 春の空気に虹をかけ 感想文 2017年10月31日: 小沢健二の連載小説『うさぎ!』はどこで買える? 2017年10月:『子どもと昔話73』うさぎ!休載 2017年2月27日: 2017年2月の小沢健二さんにまつわる出来事たち 大きな反響を呼んだ「第24話 原発について」は、著者公式サイトで読めます( うさぎ!第24話ネット公開によせて )。痛みについての 「第9話」抜粋 も。 本サイトの目次 以下、各話のタイトルは著者による表現ではありません。 第1話 昔むかし、あるところに 第2話 旅立ち 第3話 灰色の演説 第4話 「資本主義」はまともに存在していない 第5話 水 第6話 ジャーナリスト/ここまできた世の中だからこそ 第7話 時と空間がくっついて、離れがたくなっているもの 第8話 坑道で 第9話 坑廃水 第10話 絵本の国 第11話 食 第12話 NPM 第13話 善意でめっちゃくちゃ 第14話 メディア 第15話 パレスチナ問題 第16話 ホワイトサプレマシー 第17話 「○○との戦い」 第18話 戦いの一局面が、終わる 第19話、第20話 小沢健二に聞く 第21話 メキシコ 第22話 もう古いの計画 第23話 エジプト革命 第24話 原発 第25話 ロサンゼルス 第26話 第1話を再録 第27話 スチャダラパーの三人が『うさぎ!』をめぐって語る 第28話 白人優越主義 第29話 選挙 第30話 「低関心」と広告 第31話 現実は意思でつくられる 第32話 大雑誌・大新聞の記事と広告 第33話 広告は若者に忠誠心を植え付ける 第34話 日米「同盟」 金曜の東京 第35話 戦後の再デザイン 第36話を読書中 (10月22日追記) 戦後の絵本の国のこと 第37話 第38話と美しい無駄について 灰色という名づけの妙 なぜ「絵本の国」か なぜうさぎ? うさぎさんへ 『セラピー的な』読みました 小沢牧子さんの『「心の専門家」はいらない』を読みました 泡について 痛みとしてのファッション(装 続きを読む
小沢健二の連載小説『うさぎ!』はどこで買える? 10月 30, 2017 小沢健二さんの『うさぎ!』はその一部が単行本としてまとめられたことがあり、ご本人のライブツアーのポップアップショップなどで買うことができました。ですが、普通の書店、本屋さんでは扱われていません。 『うさぎ!』が連載されている『子どもと昔話』という年に4回発行される冊子があり、こちらは大きな図書館に置かれていることがあります。京都のホホホ座さんや、下北沢の気流舎さんなど、少数のすてきな本屋さんにも並んでいるようです。 というわけで、『うさぎ!』を読まれたい方は大きな図書館に行ってみて『子どもと昔話』を探してみることをおすすめします。近くにすてきな本屋さんがある場合も探してみてはいかがでしょう。 もっと手っ取り早いのが『子どもと昔話』を購読する方法です。年に3千円台のお値段で、年に4回、冊子がご自宅に届きます。(ただ、現在:2017年10月、小沢さんは音楽活動においそがしいために『うさぎ!』を休載されています。) 続きを読む
第1話/昔むかし、あるところに 9月 01, 2012 「このお話のころの世界」が語られる。 灰色から見た、人びとの姿。 灰色から見た、子どもの姿。昔話。 灰色にとって都合のよいことと、都合の悪いこと。 うさぎ、きらら、トゥラルパンが銅山の国へと、旅立つ。 沼の原での、水をめぐる戦いのお話が、始まろうとしていた。 ✦ 「豊かな」国と「貧しい」国。 豊かな国と聞くと、どこが思い浮かぶでしょう。 まず私に思い浮かぶのは、私の住む国、日本。それから、アメリカ、ヨーロッパの国々。 なぜだろう、なぜその答えが浮かぶんだろう? 第1話は、思い浮かぶ、自然に覚えさせられている、その不思議に、気づかせてくれる文章なのでした。 一番最初に第1話に出会ったのは、インターネットで、でした。 以前「毎日の環境学」というサイトに、第1話が掲載されたことがあったそうで、その時の画面がどこかに保存されていたらしい。 『うさぎ!』は難しい、という意見をちらちらと聞いていたので、おそるおそる。 読み終わってまず浮かんだのは、『モモ』みたいだな、ということでした。 『モモ』では灰色の服を着た、時間泥棒っていうのが出てくるでしょ、あの姿がまず浮かんだ。 あー、あのこわいものが、実は今の私のそばにいるんだなあ、と。そばまで来てるんだなあ…。 「本当に小沢健二が書いてるの?」と思うくらい、透明な語り口の印象を受けました。 そしてちょっと、こわい感じ。 まずいな、今の世界って、ここまで来ちゃってるのか、というこわさ。 あの小沢健二がこう書くほどの、書かなくちゃならないほどの、世の中に。 “お金の塊を大きくするのに都合のいい世界は、人びとがおたがいを疑って、怪しんで、怖がっているような世界でした。そのために、一人一人が、一つ一つ袋に入ったあめ玉のように、ばらばらになっている世界でした。” 第1話 15頁 日常の中で、この人びとが「ばらばらになっている」様子が思い浮かぶことが多いです。人と人がばらばらだと思うと、力が出てこなくなります。「どうせ何も変わらない」…そう言いたくなる気がします。 そうでない場所を思い描くと、力が出てきます。「何だってできる」と言えそうな気分。社会や政治や経済、なんて難しい言葉で区分けしないで、世の中をとらえてみたい。 無力感、私もいつも感じていま 続きを読む
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