引用先文献『脱資本主義宣言』を読んで


かのとき、アルバム『LIFE』の音楽評を、小沢さんが依頼したという鶴見氏。

ともに東京大学を卒業されているそうです。

鶴見さんは『自殺完全マニュアル』の著者でもあります。「楽に生きるためにどうしたらいいか」をずっと考えてきたと、本著でも語っています。

第一章 身近にあるグローバル化の被害
第二章 経済に仕える国・日本
第三章 初心者のための“批判的”経済入門
第四章 自然界とのつながり

この章題に現れているように、『うさぎ!』の主張とかなり重なって響きます。

最終章で、自然とつながることで、どう生きるかを考える一歩をつかむ、という結びになっている部分に共感しました。

小沢牧子さんが書いてらしたことを思い出しました、「つらいときは、空を見よう」。

確かに自然について考えれば、この世界が完全に閉じられた世界であることに気づける。あらゆるものが循環している途中の姿である、ということ。

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