『うさぎ!』の楽しみ方

ゆっくり読む

“どうぞ、がっついて食事をかっこむように、急いでお読みにならないでください。そうするならば、少しでも「うさぎ!」にある力は、消えてしまいます。休み休み、一話ずつゆっくり読んでいただけたらと願っています。”
『うさぎ! 沼の原篇』初期(三巻セットの一巻目) はじめに 5頁

『うさぎ!』の読み方については、著者からこんなお願いがされています。

ゆっくり読む。

というか、ゆっくりと読むことしかできないと思います。ちょっと読んで考える、少し戻って考える、ちょっと休む、また少し読む、言葉をメモする、また考える…そんなふうにしか読み進められないお話だと思います。

どの話から読む?

各話は独立して読むこともできます。小説のような流れもあるので、全体を味わうことができればそれが一番いいと思うのですが、どれか一話だけ読んでも十分に楽しめます。

第1話から順番に読む必要はないと著者自身が記しています。

第1話を適当に読んでから、ぱらぱらとめくって、気になる回から読んでみてください、とのことです。著者おすすめは、第8話から/第13話から/単独で第10話/単独で第15話/まずは『企業的な社会・セラピー的な社会』。


以下、私の意見を書きます。
第1話をまず最初に読むのをおすすめします。第1話には、『うさぎ!』全体に流れるものの凝縮されたものが詰め込んであると思うからです。

時間があるなら、何度か第1話を読んでから、 第2話以降を順番に読む。

時間がないなら、第1話を読む。しばらく他の回は読まない。「そういえば…」と気づいたら第1話をもう一度めくって、他の回も読んでみる。(本サイトの各話のキーワードも参考になさってください。三巻セットの三巻目の後ろに、詳細な索引もついています。)

作品集「我ら、時」で『うさぎ!』に出会った方。ぜひ第1話も読んでください。第18話の前後が気になる方、三巻セットを読むしかありません。


私もそうなのですが、『うさぎ!』に作品集「我ら、時」で初めて出会ってしまった場合、『うさぎ!』全体について理解がしにくくなると思います。(著者はわざと、理解しにくくしているのかもしれないですが。どうせなら作品集に全巻入れてほしかった。)

でも「理解しにくくなっている」のは、「すらすらと分かった気になれる」よりはずっとましだとも思います。

著者に感想を届ける

著者の小沢健二さんは、公式サイト(ひふみよ)と公式に運営される一般からの投稿を掲載するブログ(ozkn.net)をお持ちです。

後者ブログには、誰でも投稿することができ、管理人が投稿について判断したのちに掲載されることになっています。

こちらに『うさぎ!』の感想を投稿し掲載されれば、著者に届けることができます。

当初、この投稿サイトは、小沢さんのコンサート(東京の街が奏でる、2012年春)、作品集「我ら、時」(2012年、春)の感想文を主に集めていましたが、現在ではテーマは多岐にわたっています。

ぜひ奮ってご投稿なさってください。

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